【インタビュー】知的財産信託を強化へ [インタビュー]

三菱UFJ信託社長 上原治也氏


   三菱UFJ信託銀行の上原治也社長はこのほどインタビューに応じた。この中で、中小企業などから受託した特許権を大企業に橋渡しする知的財産信託に関し、「今すぐ収益に寄与するわけではないが、じわじわと効いてくる」と述べ、強化の意向を表明。また、「独立行政法人化で、国立大学は知的財産の有効活用が重要になる」と語り、今後は大学でも知的財産信託の利用が広がるとの見方を強調した。

 一方、日銀の追加利上げが二○○七年三月期業績に及ぼす影響については、決算期末が迫っていることから「極めて小さい」と指摘。貸し出しの利ザヤ拡大の効果が出るのは来期以降になるとの見通しを示した。

 また、企業の合併・買収(M&A)が活発化していることを受け、買収防衛ビジネスにも力を入れる方針を提示。株主名簿の管理にとどまらず、委任状回収やコンサルティングなど、より高度なサービスも検討するとした。

 外国企業による日本企業買収が容易になる「三角合併」が五月に解禁されることについては「日本企業は外国人持ち株比率が高く、(買収防衛の)ニーズは顕在化する」と述べた。

(時事)

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2007年3月 3日 18:20に掲載された記事のページです。

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