【トップ登場】高いハードルに全力で取り組む=日本ビクター次期社長 佐藤国彦氏 [インタビュー]

 「ハードルは多々あり、高いが、全力で取り組む」――。不振にあえぐ創業八○年の名門の再建を託された佐藤国彦次期社長は、こう抱負を語る。現在の寺田雅彦氏、前任の守随武雄氏と親会社の松下電器産業出身の社長が二代続いた日本ビクターにとって十三年ぶりの生え抜きトップの誕生だ。

 

 寺田社長からは、二十年近く海外で営業に携わり、欧州に「ビクター」ブランドを浸透させた経験を買われた。同社に寄せられる「技術は素晴らしいが、マーケティング(販売)が下手」との批判は「真摯(しんし)に受け止める」と語り、販売力の強化を最優先課題に挙げた。  

 三期連続の最終赤字、松下による株式売却など嵐の中の船出となるが、「ビクターの城はビクターが守る」と自主再建に意気込む。

 趣味は野球やゴルフなどの球技。座右の銘は、松下の創業者、故松下幸之助氏の言葉である「青春とは心の若さ」。家族は妻と娘二人。六十二歳。福島県出身。  

(時事)

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2007年6月 2日 09:59に掲載された記事のページです。

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