塩野義製薬の次期社長に就任する手代木功取締役専務執行役員は、再編が進む製薬業界で単独で生き残るには、世界的な開発・販売体制をいかに整えるかが最大の課題だと強調する。
創業家以外から社長に就任するのは三人目。入社後、国内で研究開発に携わった後、二回の米国勤務を計七年以上経験し、海外に明るい。年齢的に若く、本人いわく「ずけずけと物を言う」強気な一面も買われたという。塩野元三社長は「(塩野義が)世界に羽ばたくためにも(社長は)彼しかいない」と太鼓判を押す。
座右の銘は「正々の旗、堂々の陣」。正々堂々の語源で、王道を好む。歴史物が好きで三国志などを愛読。家族は妻と息子二人。趣味は家族旅行。仙台市出身。四十八歳。
(時事)