専門技術セミナー開く 電子ペーパーの最新動向を紹介 [家電]

アマゾン、ソニーなど海外製端末のデモも
21h4815.jpg

 次世代ディスプレーの一つ、電子ペーパーの最新動向に関する技術セミナー(主催・リードエグジビションジャパン)がこのほど、東京ビッグサイトで行われ、最新の電子ペーパー技術や海外で人気の端末などが紹介された。  

 セミナーではまず、米イーインクの桑田良輔・アジア太平洋地域担当副社長が講演。桑田氏は、電子ペーパー開発の優先課題として、①コントラスト、反射率、コスト、スピード②フレキシブル③カラー――の三点を挙げ「来年にはカラー化の具体的内容を発表できるようにしたい」と語った。

 また、日本で電子ペーパーが普及しにくい現状について「液晶や有機ELとは位置付けの異なる電子ペーパーを、それらと比較して戸惑ってしまっている」と指摘。逆に米インターネット通販大手アマゾンが電子ペーパーを見て「紙みたいで面白い」と語ったことを挙げ、着眼点の重要性を強調した。

 桑田氏はこのほか、アメリカでアマゾンが電子ペーパーを採用して昨年十一月に発売した電子書籍端末「キンドル」が、電子書籍端末市場を開拓してきた米ソニーを抜いて人気を得ている現状や、韓国で新聞の電子配信が始まるというニュースを紹介。「中国、韓国、台湾などでも電子ペーパーの量産化に入っている。日本もがんばってほしい」と語った。

 セミナーではまた、ブリヂストン、富士通フロンテックもそれぞれ、カラー電子ペーパーの技術、活用事例や開発秘話などを紹介。最後に、それぞれの会社の電子ペーパーなどの実機による体験デモが行われた。

About

2008年4月21日 15:28に掲載された記事のページです。

ひとつ前の記事は「【新商品・新技術】カップ入り「まぜそば」 」です。

次の記事は「【新商品・新技術】20%節水の縦型洗濯乾燥機」です。

他にも多くの記事があります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 4.1