お年寄りの癒やしにアザラシのロボット [その他]

デンマークで本格導入 産総研
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 独立行政法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)はこのほど、タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにした癒やしロボット「パロ」がデンマークの高齢者向け施設に本格導入されると発表した。同国の民間非営利団体(NPO)が窓口となり、二○一一年までに千体を導入する計画で、福祉先進国でもパロの癒やし効果が認められた形だ。

 パロは産総研が開発。人工知能や音声認識機能を持ち、なでたり声を掛けたりすると、体の動きや鳴き声で反応する。ペットの代わりやセラピー(癒やし)目的としてこれまでに二十カ国以上で利用されているが、大規模導入は初めて。


 デンマークでは国家プロジェクトとして十二体のパロを用いたロボットセラピーの実証実験を実施。大声で叫び続ける認知症患者にパロを近づけると穏やかに話し掛けて落ち着きを取り戻すなど、不安や攻撃性を減少させるといった高い効果が得られたという。

 今後、同国女王も支援するNPO、デンマーク技術研究所が窓口となって順次導入を進めるとともに、産総研と共同で利用手法やさまざまな症例に適した反応などに関する研究を行い、パロの改良につなげる考えだ。

(時事)

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2008年11月25日 09:22に掲載された記事のページです。

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