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「顧客にもっと『便利』を提供するために努力したい」――。二十一日付で就任したセブン-イレブン・ジャパン(東京)の井阪隆一社長は、「入社三十年目の節目に大きなチャンスをもらった」と身を引き締める。 国内のコンビニエンスストアは、総店舗数が四万超の飽和状態。今年度は、たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」による収益のかさ上げ効果もはく落する。しかし、「大型店が増える一方で顧客に身近な店は消えており、無限大のチャンスがある」と指摘。生活用品などを適正価格で品ぞろえすることで、近場で買い物したい高齢者や仕事を持つ女性らの需要取り込みを目指す。 |
一九八○年入社で、弁当やパンなどの商品開発を長く担当。今年一月中旬、親会社セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長から就任を打診され、一晩熟慮の上で「逃げるのは恥ずかしい」と覚悟を決めた。
趣味は「体を動かすこと」で、今年は東京マラソンに初参加し「時間ぎりぎりで『完歩』した」。家族は妻と二男一女に、愛犬の「コロ」。座右の銘は「不易流行」。東京都出身。五十一歳。
(時事)