雑誌活性化に期待も-IT・出版界
アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPodタッチ」などで雑誌を「立ち読み」できるサービスが人気だ。雑誌を持ち歩く必要がないため、かさばらずに外出先で気軽に読める点などが受けており、「長引く出版不況の中、雑誌市場の活性化につながる」(関係者)と期待する声も上がる。IT(情報技術)企業は出版社などと手を組み、携帯端末を通じた雑誌販売の強化に乗り出している。
電子出版ツールの開発を手掛ける「ウェイズジャパン」(東京)は今月6日、iPodタッチや多機能電話iPhoneで、約400誌の目次など3~5ページが閲覧できる「雑誌オンライン」の無料提供を始めた。閲覧するにはアプリケーション(応用)ソフトをアップルの提供サイトでダウンロードする必要があるが、ダウンロード数は提供開始から約1週間、首位をほぼ独占した。近く雑誌全体も有料で販売に乗り出す考えだ。
また、電通は早ければ月内にも、iPodタッチなどで雑誌を売る「マガストア」を立ち上げる。
